第2話
学校の帰り、友達がちがう道から帰ろうと言い出したので、ちょっといやだったけど
「いいよ、いこう」と言っちゃいました。
違う道は色々なお店や人、見たこともない公園のすべり台やブランコ
「すごいな〜、ぜんぜん違うな〜、おもしろいな〜」
僕も友達もまわりをキョロキョロしながら、どんどん歩いていきました。
「ね〜、そろそろ暗くなってきたから帰ろうよ」
「そうだね、けいくん。でも帰り道どっちだろ?」
僕と友達は道に迷っちゃいました。
だれかに道を聞こうと思いましたが、ぼくらのうちがどこかをうまく話せません。
「どうしよう、こまったなあ、お母さん心配してるだろうな?」
僕たちは帰り道がわからず、ただ歩いているだけでした。
「あ〜あ、やっぱりいつもの道を帰れば良かった。どうしよう、どうしよう。
今何時かな?」と時計を見ました。
「あっ、そうだ・・・・。ちょっと前に時間が戻らないかな」と言うと、
まわりがどんどん白くなり、しばらくすると、さっきの帰り道に戻っていました。
「やっぱりそうだ。時間が戻ったんだ。ここで友達が違う道に行こうと言ったんだ」
すると、友達がさっきと同じ事を言いました。
僕は友達に言いました。
「行きたいけれど、知らない道は迷子になったら困るし、今度の休みに、
お兄ちゃんと一緒に地図を持って探検に来ようよ。」
友達も賛成してくれました。
僕は、どんなに楽しそうでも学校の帰りに寄り道したり、知らない道へ
行ってはいけないんだということがわかりました。